その根拠

電車内広告にて見付けたもの。
「今年は花粉が多い」の脚注として

(財)日本気象業務支援センター 村山貢司氏調べ
とあった。
なんとなく、ひろく一般に知れ渡っている予測事実「今年の花粉はとても多い」*1をそのままなんとなく、で扱わずに、しっかり典拠を示すその姿勢はすばらしいと思った次第。
因みにその広告は「ワンデーアキュビューで花粉対策を」(http://acuvue.jnj.co.jp/product/allergy/)というもの。それってほんとうに対策になるのだろうかという疑問はさておくこととする。
ときに、村山貢司さんって、NHK の気象情報を担当していた人でしょ。(財)日本気象協会*2の所属ではなかったっけ。所属が変わったのだろうか。
(財)日本気象業務支援センター気象庁の収集した気象データを有償で頒布するいわば気象庁の外郭団体のさらに外郭に位置するような組織だったような気がするのだが。花粉飛散量の解析研究などできる環境なのだろうか。
私(おうる)も以前、仕事の必要から竹橋の気象庁に赴き、確か 6階にあったデータ資料室でアメダスデータのプリントアウトを 1枚 \30.- で購入していた*3。私(おうる)の記憶が確かなら、そのときの領収書*4の領収先が(財)日本気象業務支援センターだったような気がする。

*1:去年の 30倍という数字もかなり知れ渡っている

*2:あるいは http://tenki.jp/

*3:参考までに、当時は気象庁まで行かなければ入手できなかったデータも、現在はかなりの部分がネット上(http://www.data.kishou.go.jp/etrn/)で入手できるようになっている。

*4:正確には支出証明書みたいなもので領収書ではなかった