旬なうちにいじっとけ、と。

ヒロシはそのネタの素っ気なさといい、ネーミングのエピソードといい*1、素のときの好人物っぷりあたりも、そのあやうさやはかなさなども含めて切腹系芸人としてかなりいい感じだ。でも、いつの間にかいなくなっているか、あるいは、タモリ的なポジションを取って、いまの芸風は鳴りを潜めますから。 新鮮ないまのうちに。

「自虐と孤高は紙一重なのだろうか。」というコメントもなかなか。
というわけで(ってどういうわけだか*2)、私(おうる)は「逆」をやってみる。

引籠る程の金 無し
気が付けば輪ゴムで一時間遊びつ
美容室のトーク弾まず
貝に耳を宛て 変な汁 出づ
俺のサドル無し
さわりもせず手から草の匂ひ
うーん。雰囲気と内容を残したまま自由律っぽくするのは無理がある。

*1:たまたま雑誌の見出しで見かけた「生島ヒロシ」から取ったそうである。…ま、これもよくできたネタなのかもしれないけど。
因みに本名は斉藤健一

*2:つまり、お約束ってことである