ペダルという凶器

きっと寒さの所為だろう。
加速しようとして左ペダルを強く踏み込んだところ、前方に思いきり踏み外した。爪先がかからなくて後方に踏み外すことならたまにある(それもどうだか知れない)のだが、前方に踏み外すとどうなるのか、それはかなり危険な事態。今回は逆ウィリー状態から奇跡的に後輪を激しくバウンドさせつつ無事復帰。しかし、恥ずかしいのでさっさと逃げようと思ったそのとき、左足が痛くて力が入らないことに気付く。
ペダルでふくらはぎをしたたかに打っていた…というより、左足の筋 1本で自転車の運動量の全てを相殺し、前方転倒を免れていたという事実。
情けないやらなにやら。びりびりくるそれをこらえつつ漕ぐ。
【追記】どうやら左足首もちょっと伸ばしてしまっているようだ。ぬー。力が入らないわけだよ。
【さらに追記】尾てい骨も打っていた。私(おうる)の記憶による限りではほぼ初体験。道理で力(以下略)。