【追記:2004/12/29】というわけで。

昔から靴には当たったり靴ずれしたりで悩まされてきたりでたいへん苦労してきた。現在履いている靴も革靴とはいえ安物のウォーキングタイプであるから、靴底は柔らかい。硬い靴は履けないのである。もういい加減大丈夫だろうと思ってリーガルシューズなどに挑んだら酷い目にあったのが数年前。その、もういい加減大人になれ俺の足、などと言っても詮無い。
で、現在履いているこの革靴(といっても安(以下略))も随分長いこと履いているので靴底も薄くなり、さらに柔らかくなっている。靴底の摩擦力にかなり依存した歩き方をしている私(おうる)にとってこの事実はときとして危険をもたらす。今日も段差の上に(止せばいいのに)飛び乗ったところ、靴の爪先の耐力がごく僅か足りなかったようで、踏み外し、したたかに向こうずねを打った。勿論、スリップした時点で落下という選択肢もあったのだが、膝か膝下で受けられると判断してしまい思わず粘ってしまった。(おかげで頭を打ったりといったより悲惨な(且つ格好の悪い)結果には至らず済んだとも言える。)
あとで見たらすねから微妙に血が出ていた。ジーンズにカバーされていながらなお得たその傷口から判断される打撲の程度といえば、昔だったら直後はまず間違いなく痛みに悶絶して 30秒は機能停止しているところだろうが、今回何故かそれほどでもなかった。こんなところはいい具合に大人になっているのかもしれない。あんまり喜ばしいことではない。
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