ポチ袋は自作しよう

これお奨めであると思うよ。
封筒を作るという作業は、面倒臭いようでいて実際やってみると案外それほどでもないものである。用意するのは紙、はさみ、のり、以上。紙はそれこそ何でもよい。自分なりのデザインを求めるのであれば、普通のプリンタ用紙にプリントしたものを使用するとよいであろう。のりはスティックのりが使いやすい。贅沢してよいならテープのりがもっと楽。
標準的なポチ袋のサイズは 巾 70mm 、深さ 120mm ぐらいだそうだが、別段決まりがあるわけでなし、そのまま郵送するわけでもなし、細かい大きさにこだわる必要はない。大まかに言えば、標準的な折り紙サイズ、あるいは A5 サイズの紙でポチ袋 1個に余るというぐらいである。大きすぎたら切って調整すればよい。手作りなんだから大きさは適当なほうがよい。(それが嫌なら既製品を購入したほうがよい。)
正方形に近い紙なら、のりしろ分以上重なるように観音折りしてのりで貼りあわせ、まず「筒」を作る。底になる側をのりしろ分折り返して折り目を付けて、角を落とす。こうすると底部に耳が 2枚できるわけだが、のり付けした側の 1枚は不要なので切り落とす。やり方はどうでもよいが、筒を現在の折り目とは対角に軽く折り合わせてはさみでちょきんとやるのがいちばん早い。必要に応じて口のほうも同じ加工をする。底部をのり付けして完成。慣れれば 1個作るのに 1分とかからない。
ラッピングの余りなど適当な巾で(ポチ袋用途なら 7cm 程度以上)長細い紙があるのなら、半分から口の折り返し分ほどずらして2つ折りし、両サイドを折り込む。

底部の角を落とし、一旦開く。画像のように、のりしろにならないほうは内側に折り込む。(切り落としてもよいが、内側に折ればそれで済む。)

口の部分を加工し(これは先にやっておいてもよい)、のり付けして完成。

シザーワークが簡単なので、慣れれば上の作り方より素早くできる。また、2枚の紙を重ねて封筒型へと加工する方法への応用も簡単。違いは底部の加工のみ。
私(おうる)は、ポチ袋を使用するニーズは、とりあえず無い。(あっても困る。)…せっせと作って売るかな。←タダでやれよ。