下半身の衰えが著しい。

owl2004-12-14

…って脚とか腰とかの話であってそっち系の話ではない。あろうはずもない*1
最近めっきり運動不足だ。だもんで、ちょっとばかし過負荷をかけるとすぐに来る。肩〜腕まわりは日頃比較的酷使しているのでわりと余裕なのだが、脚まわりのパワーと短期的スタミナが全然駄目。本気で吐きそうになった。星が見えた。出し切った、というよりは、呆気なく電池切れ、という風情。なんとも。
おまけにふくらはぎや足指が、攣った。これはきつい。残りの体力とか筋持久力とか関係なく、動かなく(動けなく)なるんだから。足指の攣りなら水泳をやっていた頃には日常茶飯のごとく経験していたが、ふくらはぎの攣りはほとんど経験がない。それが両足同時に来た。
この、攣り、つまり痙攣というやつは、簡単に言うと*2筋肉への急激な負荷などにより運動神経がパニック状態となり、脳が誤報を発することによって筋肉が異常収縮を繰り返す現象である。異常収縮であるからして、筋肉はかなりのダメージを受ける。当然、早く解除したいわけだが、これがまた難しい。通常、当該筋肉にゆっくりストレッチをかけることによってまあまあスムーズに解除させることができる*3わけだが、言うは易し。身体に過負荷を強いている時点で、その人間はある種冷静さを欠いている。そんな状態で突如加わる相当量の痛みと思うように動いてくれぬ四肢。冷静になれと言うほうが無理。
ただし、ほかに方法がないわけではない。脳から異常信号がでているわけだから、その信号を凌駕する運動指令をうまいタイミングで発し続ければいい。つまり、意に介せず運動を続ければ解除できることもある、ということ。勿論これは失敗すると取り返しのつかないことになるから*4かなりお奨めできない方法である。 そんなわけで今回はこんな乱暴な方法で痙攣を騙しつつ仕事を続ける。結果、ふくらはぎにかなりの筋肉痛が残った。
喉と鼻の粘膜も手酷くやられてしまった*5
こういう時だけは「日頃から運動しなくてはなぁ」などと思うのだが、ダメージから復帰するまでの間にこのモチベーションが下がってしまい、元の木阿弥、というか、事態はさらに悪化する罠。さらに言うと、筋肉の異常収縮ってことは通常の運動ではありえないほど激しい負荷が一気にかかった、ということであり、そのあとには画期的な「超回復」があるんでないの? などと甘いことを考えたりするのだが、ダメージがでかすぎるので無理。

*1:と言い切れてしまうのもどうなのか。正直*どうなのか。(*repeat)

*2:私(おうる)は簡単に言うこと以外できないのだが

*3:従って括約筋のように拮抗筋のない、つまり「ストレッチ」できない筋肉は痙攣するとなおたいへんである。

*4:特に水泳中の痙攣の対処にこういうことをやろうとすると最悪溺死する。

*5:その症状、一般には「風邪」ともいう。