ストレスの開放が苦手な全てのひとへ。

ナニカを諦めたひとは自らの身体に対するメンテナンスへの意欲を失う。のみならず、自分の身体が悲鳴をあげることによってストレスの一部を代償し、精神を均衡の範囲内へと落とし込もうとする。蚊に刺されたとき爪で罰点をつけて痒みを痛みで代償するようなものである。(ちょっと違うけど)
それがいいことであるはずもない。ストレスの開放が苦手な人種は、自分の身体は苦情を言ってこないのをこれ幸いと、そこの部分をいじめてストレス解消を計るのである。
よく、太っているひとには心のやさしい人が多い、という。これにはさまざまな事情があろうが、ひとつには、自分をいじめているからその分だけ外に対して優しくなれるのである。
それがいいことであるはずもない。自分の身体の異常がストレスのはけ口となっている事実にまず気付かなくてはいけない。治すことが可能な疾病を放置してはいけない。ストレスはなにか他の方法で解消することを考えなければいけない。
自戒を込めつつ。