矢口渡(トウキョウ・サバイブ)

owl2004-06-15

JR山手線が止まれば振替輸送東急線を利用する。
もう既に都立大学のない「都立大学」駅とか、何故か窒息感を覚える「田園調布」駅とか、その気になって探せば見所満載である。さらに「多摩川」駅から(歩いてもいいのだけど)東急多摩川線に乗り換えるとまた趣きが微妙にシフトする。都内最後の木造車両を誇っていた(かどうかは知らないのだが…って後日追記:JR相模線だか東急世田谷線あたりと勘違いしているのかもしれない。)「目蒲線」が「目黒線」と「多摩川線」に再編成されてから既に久しい。「目蒲」の名称は「目蒲病院」などにわずかな痕跡をとどめている。
参考:東急目蒲線物語http://www5a.biglobe.ne.jp/~mihahome/
因みに「矢口渡」は東急多摩川線蒲田駅のひとつ隣の駅。「やぐちのわたし」と読む。振替輸送な手前、途中下車などできないのは言うまでもない。
普段通っている経路を変えるだけで目先が大きく変化する。たまには電車が止まるのもいいもんだ。
…勿論飽くまで「たまには」。そして、疲労の極致でなければ。そもそも線路内に人が立ち入ったりすることがいいことのはずがない。