あの頃から

owl2004-04-06

米国 PROTO 社のキ−リングドライバ。
ハンズのカタログチラシ(新聞折込)で見て、一目惚れし、懸命に自転車を漕いで買いに行ったのが小学生の頃。当時確か \450 。持ち歩きすぎていた所為か紛失、やっぱり欲しくて買い直したのが高校生の頃。
その後、また無くしたとばかり思っていたのだが、ふとしたきっかけで再発見したのが、昨日。
改めて眺めると、これは鍛造なのだ。いや、1個 $2 足らず(当時)のマスプロ品に鍛造はないだろう、ではどうやって作ったのか。cast だろうか。にしてもその丈夫さときたら半端でない気配。見るほど、さわるほどにその質感がダイレクトに脳髄を刺激する。これと較べてしまうと Snap-on のキ−リングドライバなんかむしろかわいそうなぐらいだ。だが、こいつは手入れを誤ればあっという間に赤錆が浮く。指でこするとたちどころに鉄臭い。
今度無くしたら恐らくもう 2度と手に入らない。
だからこそ持ち歩こうということで、昨日のカギのかわりにキーホルダーに取り付けてみる。そんなわけで私(おうる)の鍵束はいつまで経っても重いまま、ポケットを不格好に膨らまし続ける。