「巨星」かどうかは正味な話よくわからないのだけど。

人の死について考えてみる(時間にして 30秒ほど)。
土曜日夜、TVのニュース速報テロップが入った。
ほんの 2ヶ月ほど前だったか、知り合いの知り合いが「死にゆく人の顔をしている。もう長くはないだろう」と云っている、と聞いたのを、ふと思い出した。その人は医療関係者で、みぎわの人の顔を頻繁に目にしているため、ブラウン管を通しても、そういうことがなんとなくわかってしまうのだそうだ。
思えば「犯罪以外だったらなにをやってもいい(と医者にいわれた)」なんていうのも、ほんのリップサービスだったのかもしれない。
碇矢長一氏、享年72歳。「部下」にとっては非常にやりにくい「上司」だったとも漏れ聞く。ある意味典型的な A型的リーダーの宿命かもしれない。私(おうる)は「全員集合」的な笑いはあまり得意ではないし、「大爆笑」となるとさらに苦手だ。だから彼(および彼等)の「そのへん」については正当な評価はきっとできない。而して、現在の日本において彼の役回りに取って代わる俳優を捜すとなると、非常に難しいような気がする。
やはり「惜しい人を亡くした」というべきなのだろう。
…なんてな。