年賀

「お年玉付郵便はがき」と「お年玉付郵便切手」の当選番号が発表された。葉書と切手の当選番号は共通。

因みに、最近は当選葉書は回収されず、くじ部分にスタンプを押し、別の用紙に名前などを記入するだけで賞品をもらえる。もう 10年以上前からそうだろうか。
考えてみれば当たり前の話であって、私信、しかも大事な年始の御挨拶状を、当時の郵便局はなんの権利があって回収していたのだろうか。勿論当時も、窓口で「お願い」すれば、くじ部分をハサミでざくっと切り取られた上で返却してくれてはいたが、これは子供心ながら非常に抵抗があった。場合によっては文面の一部まで切り取られて回収されてしまっていたのである。だから当時、年賀状のデザインは、くじ部分の裏側にあたる部分に重要な文字や絵が来ないようにするという配慮まであったほどだ。
郵便公社は「お年玉くじを交換しても葉書を回収されない(切られない)」ということをもう少しアナウンスしてもよいように思う。