借景みたいなものって許せるのかい

「進研ゼミ」（ベネッセコーポレーション；旧 福武書店）TVCM の BGピアノ曲に非常な苛立ちをおぼえる。これってメロディラインを弄っただけで、あとまんま教授の曲（「菊次郎の夏」）じゃん。【後日訂正】教授の曲ではない。久石譲の曲である。
CM の BGM では比較的よくあるパターンだ。有名で耳慣れた曲…によく似た曲調で適当にそれっぽい。それ以上でもそれ以下でもない。私（おうる）はこういう安直なものを聴かされると気持ちが悪いので、CM としては逆効果なのではないかと思うのだが、私（おうる）のような人間が有意水準以下だから関係ない、のだろうか。
【後日追記】プチ驚嘆な事実判明。曲：久石譲、らしい。
久石譲といえば「出世作：ナウシカ」という認識しかないのはたぶん私（おうる）の認識不足なのだろうとプチ反省なのだが、今回の CM 曲に関しても「まぁあれだけ堂々とパクれるとなれば久石譲クラスの大御所でないと無理なのかもしれない」【後日改稿】「お茶を濁す（謂わばセルフパクり）にも程ってものがあるのではないの？」などという（たぶん歪んだ）認識しか持てなかったりする。
因みにナウシカの音楽担当当時「電車内でマンガ週刊誌を読んでいる大人を見かけると殴りたくなる」とまで豪語していた久石譲の「マンガ嫌い」は、治ったのだろうか。それともいまだに「宮崎駿のマンガなら別格」とかいうのだろうか。