侮り難し

昨日(→id:owl:20031029#p1)の「ステキショップ」とは、小伝馬町にある「奈良ブラシ商店」((または「奈良ブラシ店」。正式名称は「奈良隆治商店」らしい。
参考リンク:[http://tel.9199.jp/qtel_l.htm?cj=13000&cc=06320704:title=☆]→[http://tel.9199.jp/qtel_s.htm?s=00000000000002012263:title=★]))(東京都中央区日本橋小伝馬町4-10 )。刷毛とブラシ専門の問屋さんだが小売りもやっている。散策の帰りしな、ふと目に留まった爪ブラシを手に店内へと入ると、そこはブラシの花園であった。とりわけ目を引いたのは、むかし理科室で見たような瓶洗い用のブラシ。他にも、小は歯間ブラシから大は自動車洗車用のブラシまで、材質もサイズも様々なブラシが所狭しと。

道具好きの私(おうる)の心をくすぐるには充分すぎる。口角があがりそうになるのを懸命に押さえながら店をあとに。
  
小:約 9×3cm、\180.- 。 大:約10×4cm、\220.- 。中国製。正味な話、ナイロン製の爪ブラシと値段は変わらない。
爪ブラシは、いわば仕事における必需品である。というかむしろ、爪ブラシごときで手指がきれいになるのなら苦労はない、といったところか。それほど現在の私(おうる)の指は汚いし、きれいにならない。 …しかし、購入した「豚毛の爪ブラシ」を試してみて驚いた。大して強くこすっているわけでもないのに、みるみる汚れが落ちてゆく。ついでに目から鱗も(嘘)。 ナイロン毛のブラシなど遥か足の下でかすんでいると云ったところか。
そんなわけで今日、再び買いに行った。会社の同僚の分も含めて購入。ついでに、仕事で使う真鍮ブラシを購入。これがまた様々な種類からの選択が可能で、思わず時間を忘れそうになりながらわくわく。結局、形状は変哲がないがサイズが小さい、かわいらしいものを選ぶ。



爪ブラシは、勿論手や指を洗うために使用されるものだが、スキー・スノボ用具の手入れ、台所用たわしがわりなど、様々の用途に適した使いやすいブラシである。
いい道具は心を軽くするはたらきがあるようだ。