こんなきまずい事態は久々。

id:owl:20031019#p2 で紹介した古川商店のメルマガだが、本日早速廃止された。

誤配メ−ルで大変ご迷惑をおかけしました。深くお詫び申し上げます。

ご迷惑をおかけしました原因は、当店メ−ルマガジン管理アドレスにメ−ルがあったため、このメ−ルがメ−ルマガシンとなり登録されている方々に配信されてしまいました。また、このメ−ルを覚えが無いなどで返信しますと返信者が送信者となり登録されている方々に配信されてしまいました。その繰り返しで多くの方々にこの種のメ−ルが配信されてしまい多大のご迷惑をおかけしましたこと深く深くお詫び申し上げます。また、この過程で本人の意思とは関係なく発信元となってしまつた方には不快感を与えてしまい申し訳ございませんでした。深くお詫び申し上げます。

なお、本日をもちまして当店メ−ルマガジンを閉鎖させていただきます。

とのこと。
問題は、単にメルマガ(というか、メーリングリスト)の設定が open になっていたことに尽きるような気もするのだが、ともかく、間違いメールが発端となってわずか 40分間に 25通以上のメールが送信者のメールアドレスとともに「垂れ流し状態」となった。
メールボックスに大量の「身に覚えのないメール」が溜まっているのは、正直肝の冷える光景であった。加えていうならば、意図せぬかたちでメールアドレスを公開させられてしまった人にとっては、「不快感」どころの騒ぎではない。私(おうる)にとっても、許可なくメールアドレスを「流用」され、挙句、有益でないメールを大量に送りつけられ、いい気分であろうはずもない。
おまけに、個別に出すべき謝罪メールも来ないし、ホームページでのフォローもない。事後の対応は最悪であるといえる。
唯一救いがあるとすれば、このメルマガが非常に「小規模」であったことだ。登録人数は、恐らく、多くても 30人程度であったのだろう。私(おうる)の予想では 10人ちょっと。
この件は、なんとなくやってみりゃできるだろう、ぐらいの気構えでネットと取り組むと、甚だ危険である、というようなことを示唆しているように、私(おうる)には思えた。くわばらくわばら。訴訟沙汰などにならないといいのだけど。