御報告が遅れまして。

owl2003-10-11

繰り言のようになるが、私(おうる)は #N/A である。…が、文化としての酒類には非常に興味がある。アルコール(エタノール)は強力な溶剤のひとつであり、且つ飲食可能という稀有な存在。…というような話はさておき、アルコールの味についてこれっぽっちも詳しくない私(おうる)の想像(つまりいわば妄想)を実際に試してくださった方がいる。→ id:watercolor:20031010#p1(カルーアヨーグルト)。id:watercolor さん、ありがとうございます。ヨーグルトにかけるべきカルーアリキュールはごく少量でよいであろうから、私(おうる)も機会があったら試してみようかな。ブランデーなんかを足してもいいのかもしれない。



最早私(おうる)は考えるばかりになってしまうのだが、そのヒントのひとつとして「マスカルポーネチーズ」を置いてみる。かつて雪印乳業(株)から発売されていた「スノウブラン」マスカルポーネ には、「カプチーノソース」というものが附属していた。このソースがなかなか絶妙で、こってり系クリームチーズであるマスカルポーネとよく合っていた。残念ながら雪印を引き継いだところの「日本ミルクコミュニティ(株)」のリリースしている「プチガトー」マスカルポーネ にコーヒー系ソースは附属しておらず、ついているのはココアパウダーである。いま「カプチーノソース」が入手可能であったなら間違いなくヨーグルトに試してみていることだろう。
このソースはリキュールベースだったようで、若干のアルコールを含むため(お子様や、体質などによっては)注意、との但し書きがあった。そんなの嗅いでわからないような輩にお菓子を味わう資格など無い! …とは言えないのが食品業界というもの、らしい。
いっぽう、同じシリーズのあっさり系・さわやか系クリームチーズである「クワルク」には、フルーツソースが附属している。ということはやはり、「あっさりしているものにはフルーツソース、こってりしたものにはコーヒーソース」というのが世の中の定石であるらしい。
どう言おうとも、ヨーグルトにコーヒー、は、型破りであるに違いはないようだ。

さらに話は脇道にそれ、「なぐる詩人の会」とはほぼ無関係になるのだが、研究資料として上記のクリームチーズを購入し帰宅する途中、いつのも場所でいつものネコ(コゲフライ 1号 2号)に遭遇。いつもだったら無視されたり、あまつさえ鬱陶しそうに逃げていったりされるのだが、今日に限って「にゃあ」といってきたりして、反応が親和的である。
理由は簡単で、今日の私(おうる)が自転車に乗っており、且つ、スーパーのビニル袋を下げているからである。つまり、いつもこの界隈のネコたちに餌をあげているおばさんと同じ装備。彼等ネコたちは餌をくれる人のことをこういう記号化でもって認識しているということである。
せっかくなので「クワルク」をあけ(不潔で危険極まりない行為ではあるが)、少々与える。ネコは、その味さえ覚えてしまえば、概ね乳製品好きである。クリームチーズも然り。たまにはこんな贅沢もよかろう。クセになると困るだろうけど。
昔飼っていたクロも乳製品が好きで、ヨーグルトやチーズもよく食べた。不思議なことに、餌皿の隣に置いた水皿からは牛乳しか飲まず、水を入れても絶対に飲もうとしなかった。水を飲みたいときには何故か風呂場に行き、桶に水を注ぐよう要求した。思えば不思議な癖の多いネコだった。