指輪のサイズ

はい。普通だったら、指輪の号数と内径を換算する必要などこれといって別にないのだが、即効でナニカの役に立つことばかり書いているとどうしてもストレスが貯まってきてしまう。…って役に立つことなど書いた試しがないのに。

リング(指輪)の直径(内径):
((号数) + 38) / 3 [mm]

例えば 10号のリングの場合、(10+38)/3 = 48/3 = 16 というわけで、内径 16mm 。内径 20mm のリングは、(20*3)-38 = 60-38 = 22 なので、22号。…という具合。
世の中には、30号オーバーなんていう剛毅な指をお持ちの方もいる。いっぽうで、小指は 0号もしくはそれ以下なんていう方も結構多い。ありふれたリングゲージは 1号から 30号まで。スケールも 3〜27号。ゲージやスケールで測れないのなら、実測して換算すればいい。
ただし、サイズ 1号の違いは直径僅か 0.33mm (1/3mm) の差に過ぎない。普通の家庭にある装備で円の直径を誤差無く計測するのは意外に難しいことである。
やっぱり、役に立たない。

■ かるく追記

38 とか覚えられない場合は、「10号=16mm」と「1号増えると +1/3mm」だけ覚えておけばいい。
あと、「指の断面は真円じゃないのに、指環って必ず真円なの?」という疑問が沸く人もいると思うが、製造工程からして必ず真円ということでいいみたいだ。理由はよくわからないが、「真円でなんら問題がないから」と程度のことらしい。製作する側からすると、真円になってないような指環は技術不足か、それ以前の不良品、と言っても過言ではないようだ。石付きの指環などでは真円じゃないほうがくるくる回らなくていいのでは、とか思ったりもするのだが、そういうことでもないらしい。だから、世の中に普通に出回っている指環は全て真円と思って構わない。