100万人のキャンドルナイト。

夏至の夜、20:00〜22:00 、地球環境のこととか、平和のこととか、愛すべきひとのこととか、めいめいがそれぞれでもろもろを考えて過ごしてみよう、という催しらしい。そもそもは環境省の呼びかけだったらしいのだが、NGO など複数の団体が乗っかった結果、小粋な雰囲気になったもよう。
16:00 頃、存在を知った。急遽、この時間を歩いて過ごそう、などと思い立ち、ライトオフされるという東京タワーをキ−にプランを立てた。勿論予定は未定、ハプニング大いにありありの方向で。



18:00 出発。スーパーで買い出しなどしつつ駅へ。18:20蒲田駅
18:40 有楽町の「無印良品」でアロマキャンドルとキャンドル携帯用ケースを購入。つける機会がなくたって、「キャンドルナイト」に足を突っ込むからには、ろうそくを持って歩きたいという道理。アロマキャンドルは 10個入りしかなかった。1個でいいんだけどなあ…。まあいいか。 道端で軽く食糧を摂取。
19:00 有楽町を経つ。思ったより遅くなってしまったので、ここから東京タワーまで歩いてゆくのは断念し、電車で移動。19:10、浜松町着。
19:20

 増上寺では、忌野清志郎がガンガン歌っているようだ。よこめにしつつ東京タワー着。階段で上がってやろう、と意気込んでいたのだが、普段は階段を利用できないのだそうだ。混雑時のみ開放されるのだという。けち。仕方がないのでエレベータに乗る。この際なので、150m大展望台のさらに上、地上250m特別展望台まで行こうと急遽決定。やや混雑しており、並ぶのに時間をとる。
19:50 特別展望台に到着。なんとかギリギリ間に合った。大展望台と比較すると相当に狭い、狭い。
 六本木ヒルズは燦然と輝いている、といった風情。
増上寺を上から見ると、ものすごい人数が たまっているのが見えた。


そして 20:00。 数分前から住宅・公共施設などを中心に照明がなんとなく減っていった。時報とともに劇的な変化を私(おうる)が感じたのは、レインボーブリッジと、足許の東京タワー。中にいてもわかるものだ(「世界が暗くなった」ような気がした)。周囲で見ている人の中には、今日のイベントを知っている人も少々いたようで、少しだけ盛り上がっていた。
増上寺は、オレンジ色の点が揺れる穏やかな空間に変わっていた。暗すぎて撮影はできなかった。
20:20 東京タワーを出る。ほんとうにタワーの照明が落とされていた。
19:20 → 20:25
そのままの足で増上寺へ。ろうそくの炎(カメヤマローソクの提供だそうです)が揺れる中、静かな音楽が流れている。

私(おうる)もここぞとばかりにろうそくをひとつ灯し、持ってなさそうなひとに配ってみたりする。(7個ほど配ったかな。)
中嶋朋子が詩の朗読をしていた。TV取材のチームが、数件入っているらしい。

21:15 満喫し、増上寺を経つ。国道15号(第一京浜)を うたいながら 南へ。ぽつぽつと降り始めた雨は 21:30 頃にはしっかり本降りになってしまった。こういうときに限って傘を所持していない。そして肝心の「キャンドルナイト」、大通りでは実感できず。普段がどうなのかわからないし…。そもそも三田、田町あたりの日曜の夜なんて、実際に歩けばいつだって寂しいものだ(きっと)。
Going wet, 歩き続けて、ふと気が付くと品川駅。一晩かければ蒲田まででも歩いて帰れるのだろうが、残念ながら時間も根性も体力もない。
22:00京浜東北線の中で迎えた。蒲田に着くと、雨はほぼあがっていた。

少しだけ優しい気持ちになれた気がした。
予定よりは全然歩かなかった。
目的とか、達成とか、そういうのはなんだか結構どうでもよいような気がして。ろうそくの炎に手をかざす。でも揺れるのはろうそくの炎ばかりではなく。


画像はあとで掲載するかもしれません いまは超眠。→ というわけで掲載してみた(06/23/07:20)。