アマリリス

owl2003-06-18

薄紅色に 朝露宿して
美(うま)しく咲ける その花 アマリリス
思い出巡る 去りにし楽しさ
しみじみ淡き 光よ朝露よ
あの日のあの夢を アマリリス知るや 知らずや
嗚呼 只 そよ風浴びて 微笑みかける
ふるさと遠く 離れてふたとせ
夢呼ぶ花に 胸の火灯しゆく
薄紅色に 寄りゆく心よ
望みは今も 愛しきアマリリス



作詞(訳詞)者は失念(というか不明)。(ゆえに著作権等不明。)
著作権に関しては少々思うところあり、さしあたってこのまま掲載続行。
大好きで、大好きで、意味はわからなくても一生懸命覚えた。忘れないように歌詞を書き取ったりもした。そして、ひとりでうたった。
ダークダックスだったかな、家にあった「世界の名曲」かなんかいう10枚組くらいのレコード(LP版!)に収録されていた。小さい頃の家は裕福でなく(今はもっとそうだけど!)ほかになにもなかったから、意味のわかる日本語の歌ばかり、何度でも、何度でも聴いた。
今回、id:emimi:20030617#p1 さんにインスパイアされて歌詞を思い出してみたら、ギリギリのところでパーフェクトに思い出すことができた。あの頃の気持ちとともに…。まさに「蘇る」風情。レコード(LP版!)では、スタッカートと通常音を取り混ぜて、小学校のそれよりさらに技巧的だった。
因みに上の歌詞、中間部のメロディは「音楽之友社」発行の教科書に掲載されていた版の「ミーミーミー・・ミーミーミー・・」ではなく「ミーミーミレドレミーミーミー・・」。(お聴かせできないのが残念) 
リコーダー(ソプラノリコーダー)では音が足りなくて中間部が演奏できない。ニ長調にするか、いっこだけの「シ」をなんとなく演奏せず誤魔化すか…。なにを隠そう、私(おうる)がリコーダーで演奏した最初の曲である。兄貴(小学3年生)がやっていたのを耳コピした 1年生の私(おうる)。

望みは、今も、愛しき。

■ 追記

こんなのつくってみた。