555
「『○○貯金』というように、貯金に名前を付けるのはケチ…」だったか。確かドラマかなにかに出てきた科白のようなものだったような。私(おうる)は観ていないドラマだったはずなので、詳しくは知らない。因みに私(おうる)は吝嗇というよりはむしろ「浪費家」傾向が強い。
「500円玉貯金」を試したことのある人は少なくないのではないかと想像する。本気でやりだすとかなり苦しいのだが、その効果は相当なもので、コツさえ掴めば財形貯蓄より高効率でお金が貯まっていったりする。
その「コツ」にもいろいろあるが、
- お釣りで500円硬貨をもらったら、財布以外の場所か、財布の別の場所によけて貯める。そこからはよほどのことがない限り使わないようにする。
- 貯めた500円硬貨はこまめに貯金箱など、決められた場所にストックしてゆく。
- ストック場所に入れた硬貨は 2度と出さない、と、強い意志で臨む。
- ペナルティは課さない。また、1日・1ヶ月・1年などのノルマは設定しない。
- 無理矢理両替などして硬貨を準備することはしない。
- いくら貯まったかを数えることは、できるだけしない。
- なにか、特定の目的のために貯金をするなら 500円玉貯金でやらない方がよいかもしれない。
- お釣りで 500円硬貨がもらえるように、出す金額を工夫する。\1,890.- の会計では、財布の中に 100円硬貨が充分にあるならば \2,400.- を出す。
といったあたりだろうか。特に最後の項は重要で、これをやることによって貯まるスピードがかなり変わるし、頭の体操にもなる。
これを拡張して、 5円、50円、500円硬貨をすべてストックしてゆく貯金法も編み出した。これはどちらかというと、貯金効率よりは頭の体操のほうに重きが置かれることになる。店員には怪訝な顔をされること請け合い。
名付けて「555貯金」(ファイズ貯金)。…さて、貯めた 5円玉で何を買おう。