平気になる

owl2003-05-08

  • 洗っても、洗ってもきれいにならない手が気にならなくなってきた。
  • コンビニで、釣銭を受け取るために手を出したとき、店員さんが一瞬身じろぎするのが気にならなくなってきた。
  • 爪を守るために塗っているベースコート(マニキュア)、強化繊維が入っているので厚塗りすると白くなるのが気にならなくなってきた。
  • 血豆が常に 1個ぐらいはあるのが気にならなくなった。
  • 指の皮がどんどん厚くなってゆくのが気にならなくなった。



ほんとうは、全部嘘。気にならないわけがない。
特に、写真を撮る際、指先や爪が入ると格好悪くて仕方がない。もともと、見せただけで大笑いされたことがあるほど格好の悪い手であるから、使い勝手も決してよいほうとは言えない無骨な手であるから、一向に構わないと言えば構わない。だが、近いうちにこのままボロボロになっていってしまうのではないのだろうか、という焦燥感に駆られることもあり、正味な話、心中は穏やかでない。
「ものづくり」として生きてゆくため、という理由があるとすればしたで、そのためだけこうした「犠牲」が必要とも思えない。(将来的には、自分にとって、)これが一体なんであるのか、私(おうる)にもわからないのである。

因みに、爪が割れたのをとりあえず補強して凌ぎたいときには、爪補修専用のシールセットなどもあるが、基本的には「瞬間接着剤」で大丈夫。瞬間接着剤よりは硬化後も弾力の残るマニキュアと併用すると、さらに効果的である。