うっかり喋れない
以下の行為は、「婚約」とみなされる(ことがある)そうだ。
- 2人でモデルハウスに行く
- 葬式で親族側に列席する
- 実家の店で必要以上に手伝う
- プレゼントした指環を左手薬指にはめさす
- カラオケで、「嫁に来ないか」など、結婚をイメージさせる曲を友人たちの前で立て続けに歌う
また、一発アウトの「NGワード」は以下のようなもの。
- 「俺たちの子供はかわいいんだろうな」
- 「親も君のことを気に入ってるよ」
- 「ずーっと一緒にいようね」
「結婚」の 2文字をわかりやすい形で使わなかったからといって婚約が成立しないわけでもないことぐらいは、ほとんどの人が気付いているであろう。実用上は何ら問題がないとはいえ、まんがいち訴訟沙汰などに陥ってしまった際には、こうした言動が大きな意味を持ってくる。まだその意思のない男性諸君は、充分気を付けられたし。(勿論女性も。)
以上、日テレ系の番組より。(再放送)
一般に、どんなに仲のいいカップルでも「内的諒解」(「この人と結婚するんだ」とその人個人の中で意思が固まること)の時期は男女でずれているもの。統計的には、女性の内的諒解のほうが早い場合、そのカップルが結婚に至らず破局する割合が高いという。また、内的諒解が女性にとって婚前交渉の是非の判断材料となる場合が多く、男女におけるこの「内的諒解」の時期のずれはのちのちまで問題となる場合がある。とくに日本の場合は「口に出さないのが美徳」というような文化的背景があり、また「デート文化」が不文律化していない(要するに、男女交際に関するプロトコルが成立していない)。こうした中で欧米的な司法処理がこの問題に適用されたときに、問題を完全に吸収しきれない部分が生じたりするわけである。