ただようもののおおきことはそうぞうにかたくない

私(おうる)もアレルギー性の鼻炎持ちであり、現在はほとんど沈静化しているといってよい状態であるが、とりわけ多感な時期、そして喉を使う商売に心身を投じていた頃にその酷い症状に悩まされ続けていたので、花粉症のつらさは察して余りあるものがある。幸いにして私(おうる)は花粉に対しては(まだ)鼻炎を発症していないのだが、なんというかこう、喉の奥のほうに「辛味」のようなものを感じることなどで、花粉の飛散濃度をそこはかとなく感じ取っている。
ただし、花粉症というのは単に花粉があるから出るというものではないらしいというようなことが言われており、要は、きれいな空気のもとで、正常な免疫状態にあれば、所謂「花粉症」の症状は出にくいようだ。後者に関しては最近私(おうる)も、ちょっと怪しい。定型的な症状が無いにしても、花粉に対する感受性は体調に大きく左右されるだろう。
一脊・二眼・三半・四肢・五臓・六腑・七腔・八節の健やかならざれば、おのずと軋むは、こころ。
今更とはいうなかれ、何もせぬよりは幾分なりともその道へ向かう。その何かの糧にと、ヨーグルトなどを補給してみたりする。しみじみと。