サンデープログラマはその非効率にこそ醍醐味があるなんてこと

そんなことないです! 短時間でさくっと書いてさくっと動いたほうがいいに決まってます!
…とはいえそういうスキルが無くて、発注する術も無いから、コツコツとバグ出し数時間。

  • 湿度計算 PHP版(携帯対応)v2.0 :http://hum.uah.jp/
  •  やや旧機種で見るとこんな(らしい)。(au

携帯版もやっとのことで露点や相対湿度からの湿球示度の逆算に対応。何が障害だったかというと、主にインターフェイス。携帯で使うことを前提にしているので、煩雑にできないのである。いろいろ考えた挙げ句に「とりあえず携帯版では逆算機能無くてもいいか? 高機能よりは使いやすいほうがいいもんな」ということにして放置していた*1
それをなんで再発起したのかといえば、主にここ。

今まで、湿球示度を算出するのは単なる学問的興味というか、余興みたいなものだと思っていた。それが、実際に必要としている人もいるらしいと知った。これはモチベーションとしてはかなり高い部類のものに属する。でもって、ちょうど上手い具合に閃いた、従来の表示をそれほど変えずにいける方法があると。…でもって、いろいろこねこねこねこね……やって、できたのが上掲。最適化とか遥か彼方。まだバグはあるかもしれないが、とりあえず公開へと。
意味があるかどうかなんて、そんなことは知らないし、割とどうでもいい。
そういえば、どんなに技術が進もうとも、”乾式の湿球温度計”(アナログ)は、作れないものな。メンテナンス性とか、デジタル化とか、そういうことを考えると、(乾球)温度と相対湿度から計算するほうがいいのかもしれない*2
勿論、温度計と相対湿度計は結構彼方此方にあるから、「いま、気温と湿度がわかっているこの部屋の空気には何グラムの水分が含まれているんだろうか?」というような計算が携帯端末でできるというような意味合いはあるかもしれない。

*1:圧力単位変換については一旦取りかかって玉砕、放置している。こちらは放置したままになりそう。その場でぐいぐい動かす Javascript と違って、PHP だと値を継承しつつ表示内容を更新していくのがなかなか面倒っぽい。

*2:そもそもの話をすれば、湿球示度をパラメータにしないほうがいい、ということではあるのだが、ほら、そこはそれ。