無線LAN キーボードってあったらおもしろいと思うのに

電卓に無線テンキー機能の付いた商品が実在する。

無線ドングルを PC に接続しておけば電卓のキー 1個押下で即座に電卓がテンキーになる。通常電卓モードでも、カーソルキーは常に有効。あと、電卓で計算した結果をキーボード入力へと送信することもできる。
まあ、実際に使うという段になると、結局どっちつかずになりそうな気もするが、無線デバイスのおもしろさを味わいたいだけなら充分に楽しい代物ではあると思う。
で、ふと思ったのだが、無線LAN経由のキーボード、要するに LANtoPS/2 デバイス、ということになろうか。あるいはキーボードデバイスが 1個 IP を占有する。
どうおもしろいかというと、PC が LAN 上に、キーボード入力を探しに行くわけだ。だから、数台のマシンを 1度に使用しているときなど、ドライバさえ入れておけば切替が完全にソフト的に行われることになる。1 対 多 の、例えば授業のようなケースでは、マウスも無線LAN 経由にして、もっとおもしろいことができるかもしれない。
…やっぱあんまりおもしろくないかな。

■ 後日追記

しまけんさんのところより、これを(ほぼ)ソフトウェア的に実現しているものがあると知った。「Synergy」というクライアント - サーバ形式のソフトだそうだ。これはすごい。マシンの垣根、画面の垣根どころか OS の垣根を越えてマウスカーソルが行ったり来たりするらしい。
ノートのトラックパッドトラックポイントで PC を遠隔操作したい、とかいう「捻くれ者」のニーズも満たす。