整理されゆくもの

一時的な現象だとは思うが、改札附近ががらあんと広くなっている日暮里駅。新しい券売所も稼働し始めたようで、着々とできあがってゆくそのさまはジグソーパズルとか脱出パズルをやる人を端から眺めている感覚に近い気がした。通常の工事にはない醍醐味。

しかしそれは必然的に「あるもの」のスペースを急速に縮小させてゆく。わかっていたこととはいえ、なんとも。
ただ、修悦体は工事現場にこそ似合う。ぴかぴかの新構造物には、いささか不釣り合いだ。