おお!読めた読めた!
「『不』完全復刻」の意味するところは恐らく「ミカンせいじん」などのコピーライトコンテンツがごっそり収録されていないか、あるいは放送後に問題の指摘されたコラムを削除したか、問題を起こした人の関わったコンテンツを封印したか、のどれかだろう、*1などと想像しつつ観ているわけだが、DVD 1.5枚分観たところまででは(ミカンせいじんは入っていたし)今のところ「なにが『不』か」は謎。ただ、(正確な時間はチェックしていないのだが)1回放送分の所要時間が30分より相当に短いような気はするので、なんらかのコンテンツがないことに気付いていないだけかもしれない。なにぶん 10年以上前の話、記憶は脳内で神格化されているし、本放送を毎回毎回しっかり観ていたわけでもないのでね。
…ってそんな話ではなくて。(ないのか)
連載再開されてその後一体どうなるのよ、って話。ネットの噂*2を真に受けるならば、キメラアント編の決着あたりまではもう「決定事項」であるということだ。一応、24巻掲載分から 第260話 までの数話で必要な登場人物は全員出した形と考えてよいであろう(ただし会長が出てこなさすぎるのは少々引っかかるところではある。会話の中には登場しているので一応登場扱いと考えてよいと思われるが)。あとはその駒をどう動かすか。
…駒?
というわけで閃いたから、書いておく。
====
…
<後日追記>でもってまあ読んだかたは御存知のとおり、↓↓↓以下は言い訳のしようもないほど「もろ外し」だったわけだが、恥と知りつつそのまま放置する。いろいろ想像して楽しめた、ということで。</後日追記>
キーとなるのはコムギ。コムギが「発」に開眼し、その暴走した能力で「隔絶されたゲーム世界」に登場人物を取り込む。ここはかなり堅いと見た。ただし、尚さまざまな展開が予想される。「誰が」「どう」取り込まれるかによって話の進み方が全く違ってくるからだ。ちなみにコムギによる「能力」は本人も意図したものではないため、制御不能(解除条件も不明)であるばかりでなく自分が発動したことにも気付かない可能性がある。
- 宮殿の 1階より上が全て念シールドにより「隔絶」される
- 3時間以内に帰還しないと師団長たちにより「選別」が行われてしまう。時間との勝負。ただし隔絶空間に時間の概念があるかどうかは不明。
- この場合、大階段で待機している護衛軍は一緒に取り込まれるだろう。
- ナンデモアリの世界が展開すると予想される。ストーリーの引き延ばしが画策されているとすればこの展開も充分ありうる。
- 討伐メンバーの全員が「軍儀」のゲーム世界に取り込まれる
- この場合、魔王護衛軍も取り込まれる
- 登場人物の戦いがゲームによって規定される、非常に歯痒い展開が予想される。
- この場合、魔王護衛軍も取り込まれる
- 会長、王、コムギの 3人だけがゲーム世界に飛ばされる
- 残されたものは大混乱。しかしそれぞれの戦いが粛々と、且つ壮絶に始まる。
- この線は薄い。だが、念バトルを各キャラクタにめいっぱいやらせるならこれか。ファンが望んでいる展開とも言える。
- 残されたものは大混乱。しかしそれぞれの戦いが粛々と、且つ壮絶に始まる。
- 王とコムギの 2人だけが(永遠に)ゲーム世界に飛ばされる
寝てろネテロ会長しょぼーん。- 事情のわからない護衛軍マジモード。
- ひととおりの闘い後、王とコムギをどうサルベージするか、みたいな話で数話展開の可能性もあり。
- 敢えて重要プロット封印放置という、某作者の考えそうな展開。
- 王、護衛軍、討伐隊全員、が、コムギの「棋譜」に取り込まれる
- もう何がなんだか。
- 熾火研究所的にはいちばん避けて欲しいかもしれない展開。
- もう何がなんだか。
ポイントは、「王が退屈を嫌っていること」「コムギが王との対戦を切望していること」がしっかり描写されていることから、この 2人の願望が図らずも実現する(ただし彼等の予想の斜め上行く方法で)か、その能力が災いして双方叶わぬ願いに終わる、か、のいずれかだろう、というところ。
とにかく今後の展開が楽しみなのは違いない。