いろいろなものを吹き飛ばしつつも無事去ったようだ

近年の治水対策の賜物と言ってよいであろう、これだけの直撃で大規模な浸水被害が出なかった(らしい)のは誇るべきことだと思う。…なんてことはまあ置いといて。
今回の颱風、風も強かった。いろんな者が吹き飛ばされたり、倒れたり、を見た。駅へ至る通りに傘が何十と打ち捨てられているのは今回に限ったことではない。まあそれなりか、とか、思ったほどの過激さはないな、とかいうような状況の中、私(おうる)が今朝見た「吹き飛ばされもの」の中でいちばんアレだったのは、枕だ。そのメカニズムに関して皆目見当が付かない。

  • この風雨の中、枕をベランダに干しっぱなしにしたうっかりさんがいた。
  • 本当は寝具一式吹き飛ばされた。たまたま枕だけが目に留まった。
  • 慌てて避難しようとして枕を抱えて飛び出してしまったという漫画のような話。途中で気付き、邪魔なので打ち捨てられた。
  • 台風クラブよろしく興奮して枕投げに興じていたところ、窓から外に飛び出してしまった。
  • 枕というのは見間違いで、ソフトな土嚢。
  • 台風好きが明け方までそこで寝ていた。
  • 「ふとんがふっとんだ」というフレーズを実践しようとして失敗した。
  • 実は台風とは全く無関係に、家主がそこに置いた。
  • 伊豆諸島のさらに南方にある秘密の島「ピローアイランド」からはるばる運ばれてきた枕王子。
  • 超熱狂的な「Yes」のサイン。
  • 台風がひとり枕を濡らす夜もあった。
  • 枕そっくりのキノコが生えていただけ。
  • 早朝バズーカ系のどっきりのはずだったのだが、スタッフの手違いでとても放送できる代物ではなくなった。
  • 枕と見せかけて真倉翔だったので早速打ち切りになって捨てられた。
    (のちに原作者として再起。アニメ化もされた。)
  • 「枕を踏んだ女の子」(アンデルセン)の持っていた、呪われた枕。
  • 枕に見えたのはまさに「氷山の一角」であって、全体の 9割以上は地面の下で見えない状態。
  • 「眠い」という感情の具象表現である。つまりそれは枕という機能体ではなく以下略
  • ほんとうはそれがみえてはいけなかったんですよ
  • 変形合体する前のフォーム。一種のフォーム。ウレタンフォーム的な。
  • 台風の所為で猫が落下しても平気なように置いた。
  • 枕が変わると寝られないということの過激な表現のひとつ。
  • ところでテンピュールを逆向きに使っている人にはいつどうやって進言するのがいいのかね。
  • きっと淋しかったんだよ。
  • 幸せの黄色い…ハンカチがなかったので枕で急場を凌いでみた。
  • 「あなたが落としたのはこの黄色い枕ですか?それとも以下略」

わからない。