マウス分解してみました

こんなマクロ撮影などを携帯電話内蔵カメラ(しかもソニーの端末)で済まそうという時点で何かが間違っているという自覚は比較的しっかりとあるつもり。
 M-P3DURBK
トルクスネジ*1 1本さえ外せれば特に問題なく開けることができた。通常+ネジも含めたネジの本数は 3本、全て底面から。爪もない。しかし、再組み立ての際にホイールの位置がどうしても決まらないのでしばらく苦労した。横スクロールを実現するために、ホイールは筐体に固定されていない。しばらく困ったが、なんのことはない、底蓋から飛び出しているパーツが最終的にホイールを固定する形になっていた。わかってしまえば何と言うことはないのだが、それではこれ、生産現場ではどうやって組み立てられているのだろうか。謎だ。
マイクロスイッチはサイコロ型、おそらく 2端子のもの。個数は 5個 + 1個(側面ボタン用縦型)、結構多い。さらに基板後方にもうひとつ、これはドングルを本体収納したとき電源 OFF にするためのセンサ*2

 M-D9URWH
ついでに別のマウスも分解してみた。こちらのネジは本体上面(バッテリハウジング内部)から弄り止めトルクス 2本、裏面からプラスネジ 1本。トルクスのうち 1本は QC Pass シールに隠れている。…考えたな。
こちらは見た目非常にシンプル。大きなコンデンサも無いし、ホイールも基板に固定されている。パーツのほとんどは写真では見えていない裏面に配置されているから当然なのだが、部品点数も嵩も少ない。マイクロスイッチは上のマウスと同じような正方形のもの。個数は 3個。ドングル収納判定センサは光学式なのか、電波を利用しているのか、ともかくマイクロスイッチは使用されていない。

*1:こちらのマウスで使用されているのは弄り止めタイプではなかった。また、シールなどに隠れているネジの本数は 1本だけだった。

*2:…と思ったのだが、位置的にドングルスロットとは干渉しない。バッテリハウジングとも無関係だしカバーの着脱とも関与していない。分解した際に電源 OFF とするためのスイッチかもしれない(レーザー機器なのでそういう配慮が必要という可能性はある)が、詳細は不明。