備後で降られる

↑どこの広島ですか。正解は「ビンゴ」。誤変換っぷりがすごいので放置してみた。
荷物の受け取りのため待機していたのだが来る様子が無く、風とともに空模様も変わってきてしまったので業を煮やして常套手段である「置いてって作戦」を仕込み外出。私(おうる)は突撃系よりもこうしたトラップ系が得意なのは言うまでもない。待ち伏せ系よりもたぶんこっちのほうが得意。…なんてどうでもいい話は置いておき。
郵便局など是非とも今日中に済ませておきたい用事があったので外出は必須だったわけだが、ただでさえ予定がずれ込んでおり、猫でもわかる(いや、猫のほうが人間より余程正確にわかるものなのかもしれない)、夕方に天気が崩れること必定のさなか、そこでよせばいいのに電車に乗って 30分。この時点でおよそ 15:00 。結局、目的通りの買い物にはならなかった(ネットよりも店頭価格のほうが高い時点で、なんか冷めてしまった)のだが、しかもその店を出た瞬間、入る前とは別世界のような空に奴等はびびる。私もびびる。元々暗かった空が更に尋常でない暗さになっていた。これは…私(おうる)の把握している予報よりも、1時間以上、早い。ぬかったか。
確かに北から天気が悪化してきている状況下で北上するのは賢くない選択だったといわざるを得ないのではあるが、それにしても、結構ずれ込んできてはいないか? …というか、そこまで精密に天気予報を信頼した私(おうる)が愚かであったと言うべきだろう。信じたにしても前後数時間のマージンはとるべきだった。街全体がざわつく。とりあえず本降りになる直前に駅までは辿り着き、たちまち黒山と化した改札を抜け、南方に逃げる。しかし時既に遅し。車窓を叩く雨粒のなんとでかいこと、そして激しいこと。至近距離の雷鳴も轟く。残念。これはやり過ごすしかないかもしれない。せめて、小康状態の間隙を突いて移動できる運がありますように。
…無理。そういう運は無い。
自棄気味に途中下車。相変わらずの土砂降りの中、駅直近の古本屋へ。ここでの時間潰しがどう出るかなどわからないが、言うても詮無いので、普段こういうところに長居はしない自分を殺して、無駄にだらだらと本棚を眺める。一応探している本を頭に入れつつではあるが、まあ、こういうところでは見つかりにくいものばかり*1なので所詮は。そのかわり、衝動買い。えらく高い雨宿りである。

でもって最寄り駅に到着、この時点ではまだしっかり降っていたが、駅前のドラッグストアで日用品を買い揃えていたら、雨は急速に弱まっていた。これなら、傘無しでも全然平気なレベル。予報では 18:00 頃まで、と言っていたが、この時点でまだ 16:30 過ぎぐらい。やはり予報より前倒しになっていたようで、雨宿りが的中。私(おうる)にしては甚だ珍しいことだ。(といっても、その前にドンピシャで降られているわけだが。)

*1:おそらく、私(おうる)の嗜好する作品は発行部数が少なかったり、多くの人が愛蔵して中古市場に流れにくかったり、などという傾向があるのではないかと妄想。

*2:帰ってから調べたら、この「そんな奴ァいねえ」って 12巻まで出てるのね。しかも最新刊は 2006/12 発売。結構最近じゃん。ていうかいまだに連載続いてるのか(アフタヌーン)。知らなかったよ。