どっかで「プレゼンに難しい言葉を使うな」って言われて愕然としたって話を読んだけど

似たような話。
以前、不具合発生の関係で休日作業の必要が出たことがあり、とりあえず出られるかどうかをまず集計して、そこからメンバーを決めるからよろしく、と説明があった。しばらくして、私(おうる)のところにも名簿を持った担当の人が来て「どうでしょうか」というので「大丈夫です」と返事。すると「別に無理することはないですよ」というので、「吝かではございません」と答えた。
少しのちに発表された休日出勤メンバーの中に、私(おうる)の名前は無かった。
どうやら充分な人数が手を挙げていたようだし、私(おうる)とはちょっと関わりの浅い筋の業務だったので、白羽の矢が立たなかったことに他意は無いようだった。がしかし、「吝かではない」の意味が理解されなかった、という可能性も、否定はできないのだ。念の為書いておくと、「吝かでない」は消極的賛同の意ではない。喜んでやります、の意味である。(→ 辞書
勝手に誤解される可能性がある以上、ビジネス語としては不適当ということか。
なお、「白羽の矢…」も本来はあまりよい意味合いで用いられる言い回しではなく、名誉たる抜擢に使った場合、もしその当事者がほんとうのニュアンスを知っていたときには大変失礼に当たるので警戒すべきかもしれない。これは私(おうる)も最近知った。