睡眠銀行

ソース失念したが、最近、ニュースで「寝だめはできない。」というような研究結果が報道されていたようだ。曰く「週末に寝だめする人は精神疾患罹患率が高い」とかなんとか(おぼろげですが)。面倒なのでソース探して貼ったりしない。
暇なお医者様もいたものである。
一般論としてそりゃまあ、そうだ。そんなアタリマエもそうそう無いものだ。誰しもが「寝だめって最高!」とか「寝だめで平日の寝不足が完全にチャラにできる」とか「いやむしろ寝だめしたほうが健康によい」なんてことは思っていないであろう。必要悪、次善の策、として、寝だめは実施されている。寝だめがいくらよくないとか言われたとしても、それでも、寝られるときに寝ないよりはなんぼかましなのである。寝だめをせず、平日の睡眠時間を維持していたら、早晩に死を迎える。課題の量は増減するわけではない。「夏休みの宿題は後に残さずに、毎日こつこつとやりましょうね」と言われたって、それができるぐらいなら言われなくたってしている。これと同じことだ。
睡眠を統計的に捉えてもあんまり意味がなさそうなことだって、多くの人が経験的に知っている。ショートスリーパーロングスリーパーを引き合いに出すまでもない。かまとばあちゃんの「1日おき睡眠」など、「毎日 7時間規則正しい睡眠がもっとも長生き」説でどう説明すればいいのだ。
寝だめがよくないことぐらい、言われなくたって知っている。現実に今、私(おうる)は寝だめの後遺症であるところの末端のむくみ、背中の痛み、そして、強烈な頭痛・吐き気と戦っている。正直耐え難いほどのこれらと相まみえずに済むからといって、今朝、すぱっと起きられたかというと、それは無理な相談であった。
そしてもうひとつ寝だめの問題点。それは、せっかくの休日がきれいさっぱり浪費されることである。因みに、「休日に寝だめすると抑鬱が出やすい」のでは、ない。「休日を無為に寝て過ごせる感覚の持ち主に抑鬱が出やすい」だけの話である。そっちに因果関係は無い*1
ともかくだ。そんなことはどうでもいいからしてだ、この頭痛なんとかしてくれ。(といって再度横になる。)

*1:え?何? 典拠? そんなもん無ェよ。自分の中の感覚を培養して耳を傾けただけだよ。何か問題でもあるかね? 大体だ。「休日寝るなんて勿体ない。寝不足なら平日サボる。」なんて連中に抑鬱が出るかっての。…と、思うよ〜。