岩田さゆり版地獄少女

近々実写版のほうの DVD が発売になるとかで、その宣伝番組をやっていたので観た。岩田さゆりは当研究所(跡)でもこんな TVCM でもって話題にしたことがあるタレントだが、カツラがあってないし、どうも目つきが不器用でいただけなかった。カラーコンタクトでも入れればよかったのに。というかキャラ的に「血の気の少なさ」とか「いっぺん(というか、何度か)逝っちゃってる感じ」とか「薄幸感」とか「実は S 属性的な何かを匂わせる気配」みたいなものが無い*1。ひとことで言うと「健康的っぽすぎる」。

番組では過去に TV 放映された 2編を放映していたが、なんというのだろう、キャラだけで押し切ってしまえと言うような態度、というか、演出の粗さが目について入り込めなかった。主役級やメインキャラの配役は結構すごいなと思える(骨女(=杉本彩)なんかまさにハマり役なんじゃないのだろうか)が、そっちにお金を使いすぎたのか、端役の蛸芝居ときたらそれはもうひどい。あまりに安っぽすぎる。
私(おうる)はアニメのほうがいい。…と、それよりも、第三話「嬰児の夢」でベタな浮気をする会社員役の俳優の名前が出てきそうで出てこなくて、そっちのほうでいっぱいいっぱいだった。(…で伝家の宝刀、多段検索…)…そうか、津田寛治だ。ふぅ、やっとすっきりした。
小倉久寛は、やっぱり、声優として超一流だ、と思った。

*1:エコエコアザラク」の佐伯日菜子みたいなのを期待していたということかもしれない。