よくぶつけるし、よくぶつかる

空間認識において苦手な進入角というのがあるらしい。足指とか、肘とか、比較的よくぶつける。今日は額をしたたかにぶつけた。かがんだ状態からの斜め上というのも苦手な角度のひとつだ。妙にひりひりするのでおかしいなと思ったら、切れていた。
そして今日は誰かの左手が炎に包まれた。誰のかはわからない。火傷の苦しみなんて、生涯知らずに済めばそれに越したことのないものの代表格みたいなものだ。一方で、燃やしてしまいたくなるものなんていくらでもある。ここには熾火研究所(跡)であるから、焼き尽くす業火といった類いは残念ながら無いようだが。