駅ボード広告をコンプしてみました・エピローグ

実際に駅広告を探して巡ってみると、当初予想していたよりも駆けずり回ることを余儀なくされた。どれだけ階段を上り下りしただろうか。当然そのぶんだけ、余計に時間もかかったし、体力も消耗した。
でもって、その広告に対する感想はというと、正直に言わせてもらえば、がっかりだった。もう少しそれらしいコピーをぶつけてくるのかと思っていたからである。…とはいえ、そもそもこのコンプに取り組んだ動機というのが、山手線全駅にあるんじゃないかと思ったからということ、で、全駅にあるんじゃないかと思った根拠が、頭の片隅で感じていた田端駅の広告コピのクオリティの低さだったのであるから、なにをかいわんや、である。
その駅その駅、独自の広告を掲出するというのはなんとも野心的でおもしろいアイデアだと思った。だからこそ、というわけでもないが、今度またやるならば是非高品質なコピーライティングを。AIGエジソンがやるにしても、他の企業がやるにしても。

今回の「変則ぶらり旅」で発見した、小さな収穫。懐かしすぎる。