子供の問いかけ難題20

via http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50637006.html
電車内吊り広告で気になっていたのだが、はてなキーワードができていた。
これらの問題を LTP の応用で解いてしまうのはどうだろうか、という向きもあろうかとは思うが、結局のところ、ほとんどが大人も解いたわけではないこれらの「難問」をそれらしく納得する(「納得させる」でないところがポイント)には LTP も有力な一助となろう。
こうした問題に対してそれなり納得できる答えを捻ってみるのは、それこそ電車内での時間潰しにはうってつけなのではないだろうか。そしてこういう問題の性質として、1度でも捻ったことがあればいきなり考え始めるより俄然楽だ、ということだ。
勿論、掲載誌*1には模範解答が提示されている(だろう)から、それを元に考えるのもまたひとつかもしれない。どうやら解答は林望*2が執筆しているようだし。
というわけで保守。

  1. お金持ちは偉いの?
  2. 人を信じていいの?
  3. どうして学校に行かなきゃいけないの?
  4. どうして勉強しなくちゃいけないの?
  5. いい大学に行ったほうが幸せになれるの?
  6. どうして働かなくちゃいけないの?
  7. どうしてお父さんはサラリーマンになったの?
  8. 友達をいじめるより、いじめられるほうがいい?
  9. つきあっていい友達と悪い友達は何が違うの?
  10. どうして門限を守らなくちゃいけないの?
  11. どうして毎日後片付けしなくちゃいけないの?
  12. どうして人のものを盗ってはいけないの?
  13. 他人に迷惑をかけてはいけないの?
  14. どうして子供はSEXしちゃいけないの?
  15. 長生きするといいことがあるの?
  16. 女性は結婚したほうが幸せになれるの?
  17. 男はケンカに強いほうがいいの?
  18. 年上のほうが偉いの?
  19. 老人はいたわらなくちゃいけないの?
  20. どうして私の話を聞いてくれないの?

私(おうる)は小さい頃からこういう(不毛な)問題については考えない癖が付いていた。強いて言うならば「そういうルールにしたほうが、過半数の幸福を得やすいから」というようなかたちで納得していた*3。ただしその過半数は人間の頭数ではなく株式と同じようなもの、と、以後拡張。
私(おうる)が問題と取り組むと、いかにしてその箱を保全するか、ではなく、いかにしてその封印を破壊するか、という方向性での解決を探ってしまう。というか、私(おうる)が接近するだけで(それを意識するしないにかかわらず)封印が解けるので、そして解くと怒られるので、自然とそれに近づかないようになっていった。
知らないほうが幸せなことも、世の中にはいっぱいある。私(おうる)にはとてもじゃないが子育てなどできない。

*1:http://www.president.co.jp/family/20061100/

*2:私(おうる)の『…遠い昔』…の先輩筋にあたる。

*3:…というか、正直に言うと「そういうの(法律など)を守っておけば、ナニカ言われた際に、こちらは楽をしてグウの音も出ないような反論をしやすい」というほうが強かった気もする。