散髪

前回は 2005/10/05 らしい。174日ぶりということになるようだ。あと 1週間粘れば半年だった。惜しい。(って何が。)
相変わらず、他人に洗髪してもらうのとか、頭皮マッサージしてもらうのとか、理髪店における「古典的エステティック」が少しも心地よく感じない。それは今行っている理髪店だからどうとかいうことではなく、また、赤の他人だからとかお金を支払ってそういうサービスを受けるのが嫌だとかそういうことではなく、全般そういうの(有り体に言えば、根本的に、他人に特定の意図でもって触れられること自体)が苦手ということである。ある意味、散髪に行くとか私(おうる)にとっては単なる苦痛、社会的生活を営む者として髪を切らないわけにはいかないからという「必要悪」以外の何者でもない。
理容師さんにとってこんなやりにくい客もないだろうな、とか思いながら。
今回も例によって「眉の下、剃りますか」と訊かれたので「こういうのって剃ったほうがいいもんなんですかね」とぶっちゃけ訊きかえしてみた。すると「まあ、別にどっちでもいいですよ」との返事。「あ、なら、いいです」と、断る。手をかけなくてもいいものを敢えていじって、面倒臭いことが増えてゆくのはかなわない。
…などとこんなふうにぐだぐだとあらん限りの悪態をついてみたりはしているものの、切れば切ったでさっぱりして快適ではある。頭も軽くなる。ただそのありがたみとか新鮮味といったようなものは、3日もすれば馴れて消え去る。