何か勘違いしてるんじゃないのか。

大阪の公園でホームレスのテントを強制代執行により撤去、との話。
いつ撤去されても文句が言えないのが不法占拠というものじゃないのか。浮浪者は、不潔な格好で町中を徘徊するだけで既に暴力的行為だということを認識しているのか。普通の人が、住みかを維持するためにどれほど、しなくてもいい努力をし、受けたくもないストレスを受けながら収入を得ていると思っているのか。所謂まっとうな社会生活を営むために、どれほどの投資と苦労をしていると思っているのか。その努力を放棄した人間が、何をいうのか。
なんつーのかな、アウトローにはアウトローのやりかたがあると思う。それは、一般の社会と関わらない、ということである。そのポリシーに従って生きてゆくことはまったく自由だ。だが、法の枠組みに入ることを拒んでいるのだから、法を遵守し社会通念を遵守すべく努力している人々を守るための法的行為により迫害を受けたとしても、そのときには文句をいわず撤収するべきなのである。一方では法的権利の侵害をしておきながら、別の一方では法的権利を求めるというその神経が知れない。親のこと殴っておきながら金は頂戴、という中学生か。
ホームレス支援者というのもよくわからない。不法行為のサポートって、不法行為そのものよりよっぽどタチが悪い。強制撤去で寒空、って、その支援者とやらの家に住まわせてもらえばいいじゃないか。それができないのに何が支援だ。太鼓叩いて何様気取りだ。