TV で紹介されていたのでクリップ

刃物の材として使用するために和鉄を収集し、選んで使い分けるという江戸道具鍛冶。小刀や鑿(のみ)鉋(かんな)を得意としているようだ。バイオリン職人などが特殊な鑿をあつらえに来る得難い存在。
「刃物をあつらえたいのであれば道具屋に話をしても駄目だ、鍛冶屋に直接話を持ってこい」なんて言うあたり、よくわかっていらっしゃる*1。いまの私(おうる)は小刀を使う用途などさしあたって無いのであるが、かつてフィールドワークに和物の小刀を使用していたこともあるので、もし今でも野外に出ていたなら 1本あつらえるとかそういう話は大いに興味のあるところだったであろう。ただそうなるとソングホールは欲しいとか刃はまっすぐでないほうがとか両刃がいいとか注文はやたら多くなると思う。

*1:しかし、古川商店さんみたいな刃物専門店を通すなら話が違うような気もする。