手違いの真相

近くの小さなお菓子屋さんで販売している煎餅は結構美味しく、しかも安い。でもって所謂「久助」とか「手ちがいせんべい」といわれるようなのだと更に安くて量も多い。煎餅を食べるときにはまず割ってから、場合によっては砕いてから、というような私(おうる)にとっては、かたちなど心からどうでもよいので選ぶのは当然お得なほうである。
でもって、買って帰りしなにお店のおばちゃんが割といつも「美味しくて食べ過ぎないようにね」と声をかけてくれる。気持ちはなんとなくわかるのだけど、食べてくれないと売れないんじゃないか、とか思ってしまうのだが、むしろそういうことはおばちゃんにとってどうでもいいことなのかもしれない。