気紛れに粘土細工などしてみるの続き

owl2005-08-17

ホットボンドグルーガン)を使って粘土型を作成してみるテストはなかなか結果良好であった。ホットボンドは硬化後も適度な弾力が残るので、抜き型には最適である。気泡や「ス」が完全に除去された型の作製は相当に熟練を要し、難しい課題だが、粘土型程度の精度でよければあまり問題にならないようだ(ホットプレートなどで温度コントロールしながら型作成すればよりいいものができるかもしれないが、当研究所にそういう装備はないので飽くまで空想)。
このホットボンドでもって大きい型を作るのはかなりしんどいであろう。作例は約25mm。両面型も作成可能(実験済み)だが、粘土の場合乾燥させるのが大変だから、両面型自体があまり現実的ではない。いずれにせよ精度は出ない。(一旦片面ずつ作成して、乾燥させた後で貼り合わせるほうがよいかもしれない。)
型作成の際には剥離剤を忘れずに。今回使用した剥離剤は、常套手段のオロナイン軟膏。ワセリン(つまり、メンソレータム)でもいいとは思うが、たまに剥離性が悪くなるようだ。