ここが所謂内的ドロドロの最終処分場になってはいけない。

…とかなんとかいいつつ「跡地」だからいいんだけどさ。別になにか新しいものをここから発信とかいう意気込みみたいなものは端から無いわけだし。
非常階段にうずたかく積まれた「ガベッジ」の山は、いわば日頃の怠惰と見栄が絶妙にブレンドされたものの為せる産物ともいえよう。だから当然の如く「見たくない」し、且つ「見せたくない」ものである。しかし、「とりあえず(自分の)目に付かないところへ片付けておけ」なんていう場当たり的な対処によるそれは、処理能力・管理能力・判断力の無さの結晶とも言えるわけで、そんなような「力」が一朝一夕につくわけもなく、放っておけばその結晶は「成長」してゆくのが道理、間違っても自然の流れでは片付く方向に向くわけがない。
そんなとき、これをひとつ捨てれば全てが一気に解決に向かう。
つまらないプライド。
…いや、ほんとうはこれが全ての根源。一番先になんとかして欲しいものなのだが、捨てろったって捨てられないことぐらいわかっているから。彼等にしてみれば哀しい最後のよすがだってこともわかっているから。言ってみただけ。ちょっと口にしてみたかっただけ。