【mobile】

■ 久々なる安堵の感情

寝過ごした。
一応寝過ごしてもなお安全なマージンは確保してあるのだが、体が重いのでなかなか起動しない現状にそうそう身をゆだねているわけにもゆかない。とりあえずTVをつけ、非常に内的な格闘を数分間続けていると、徐々に目覚め来る知覚とともに、状況が判然としてくる。どうやら1時間、間違えていたらしい。そして程無く鳴り渡るアラーム。
三文ぐらいは確実に得をした気分になった。…いや、この時間はお金では買えない。
風邪はまだ重く、ずしりとのしかかっている。