優しいそれ
適当に観たりしているわけだ。
で、適当に雑感。
- なんか、手法としてはシチュエーションコメディっぽいのかなとか思ったりする。
- つまり、なにか描きたい心象風景みたいなものがあって、そのために設定とプロットをあとから構築した、みたいな。
- 端的に言うと、無理があって、その無理がストレートに観ようとする人のひだにひっかかって邪魔をする。
- でもまあ倉本さんの懐には「描きたいもの」がおそらく厳然としてあって、それはなんとなくわかるようなつくりなので、その部分だけ注視すれば(ってそれはしんどい作業ではあるのだけど)なんとかなるような。
- で「人生の蹉跌みたいなもの」、換言すれば「やっちまった感」をありありと描きたいとかそういうようなことなら、そのへんは割と高次元でクリアしているのではないだろうか。
- 少なくとも私(おうる)はそういう捉え方をしている。そういうかたはらいたし感触を味わうものでいいと思っている。
- でも私(おうる)自身はそういう感触が好きではない。
- 当然ながら「そんなもの見たくはない」という向きも世にひろくあろうから、万人受けするドラマでないことだけは間違いない。
- 出演者やスタッフはとにかく大変だろうな。
こんなところか。こんなところってどんなところだ。