やっと購入と相成り候
- 理科年表 平成17年版(第78冊):ISBN:4621074873
国立天文台:http://www.nao.ac.jp/ 丸善:http://pub.maruzen.co.jp/
環境部の新設が目玉だとの話。ざっとみた範囲内では、いまひとつ盛り上がりに欠ける。もっとも、私(おうる)は既に環境の世界から足を洗った*1人間であるから、データを概観したくらいでは何も読みとれないくらい阿呆になっているだけな話かもしれない。 また、来春には「理科年表 環境編」なるものが発売されるそうだ。きっとこちらでいろいろとフォローされるに違いない。
それはともかくとして、初めて知ったのが生物部に掲載されている「年次別・年齢別・性別平均体位(日本人)」*2の表。第75冊(平成14年版)をみたら既に掲載されていた。この表によると、約30年間で日本人の大人は男女とも約6cm、身長が伸びている。ふぅーん。
ほかに、理科年表をみるとわかるあんなデータ、こんなデータ、各セクションから超適当にぶっこ抜き。
- 「掩蔽」は読めなくてもその意味するところがなんとなくわかる。(→暦部)
- 全天88星座、「出席番号順」での 1番は「アンドロメダ」*3。では、88番は?(→天文部)
- 金沢でウグイスはいつ鳴き始めるか。(→気象部)
- ソプラノの周波数域。(→物理/化学部)
- カフェインの化学式。(→生物部)
- ノーベル賞受賞者とその受賞理由。(→附録)
- 1マイルが何ヤードか。(→附録)
いや勿論の話今日日理科年表をみないで他の資料をあたってもよい御時世に相成ったという気がするが、はすっぱな理系は「データ:理科年表」と書いてお茶を濁すほろ苦さを忘れずにいたい。って自分でも言ってることよくわかんね。