救出の報

リンクは一応。すぐ流れてしまうと思うが。
概要を記すと、新潟県中越地震に伴う崖崩れに母子 3人の乗るワゴン車もろとも巻き込まれ実に 92時間経過したその現場から 2歳男児が生存救出された、との報。
驚嘆すべき奇跡である。レスキューによる快挙に、そしてわずか 2歳の生命力には賞賛を惜しまない。
だが、まる 4日近いあいだ、彼の見たもの(あるいは見なかったもの)を想像すると、背筋が凍る。これからの人生においてこの事故の記憶が彼の中に(明示的に)残ることはないであろう、だがそれでも。