久々かな、本日の短縮JAN

掲載に深い意味はない。無いけども、村上の製品ならまず間違いがない*1。しかし、誰がなんと言おうと天秤は手間も測定時間もかなりかかる。この天秤を定価で買うくらいならこのへんの電子卓上秤のほうがコストパフォーマンスがよいし、実用的だろう。
ただし、上皿天秤の分銅を一度もつまんだことのないまま大人になっちゃいけないような気がする。
私(おうる)が小さい頃には、上皿天秤ぐらい各家庭に 1台ずつ必ずあるものと思い込んでいた。壊すな、分銅を素手でさわるな、落とすな、無くすな、気をつけろ、とカリカカリカリいわれながら、面白がってしょっちゅう借りては使っていた。素早い量り方なんて何回も繰り返し使っていれば自然と覚えるし、水平とかバランスの感覚も鍛えられる*2
自分の親にあまりよい印象を持っていない私(おうる)だが、ぎゃーぎゃー言いながらも小学校低学年の餓鬼にしっかり上皿天秤を使わせてくれたことなど、感謝していることだって、たくさんある。

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なお、少々肝心なことだが、上に掲げた JANコード(…と思い込んでいたもの)は、実は JAN ではなかったようだ。試しに GEPIR のサイトで上の数字を検索してみたところ、 「(有)いまいうずら販売」という全然関係ない東京都武蔵野市所在の会社がでてきた。てか、うずらですか。
こういう間違いを検証・訂正する機能のない、はてな。世の中、おおまじめに本気でとんでもない間違いをする人だって少なくない。そんなデータを含むデータベースって、大丈夫かな。倫理的に。

*1:というようなことを高校の化学の先生が言っていたような気がする

*2:私(おうる)の密かな特技である水準器を使った水平出しなんかはたぶんこのへんで培われた