けまらしい、の事例。
id:alisato:20040725#p1 さん経由、id:koseki:20040723#nareai さんより。
たとえばこういうことかな、とか思って書いてみるわけ。
- 何処で読んだか忘れたが(たぶん森毅の本)、両親の仲がよいと、子供の親離れがスムーズに行くそうだ。子供が両親に対して抱くけまらしさが、思春期独特の「大人に対する嫌悪感」みたいなものとうまく作用して、独立心を育むのだろうということかと想像する。
- お店にとって常連の存在は極めて重要だが、いっぽうで一見(いちげん)さんが店員と常連のやりとりをけまらしく感じるような状態は却ってまずい。新たなリピーターができにくくなってしまうからである。
- よく、サークルなどの極小コミュニティ内での恋愛はコミュニティそのものを破壊するか、その恋愛のほうに破綻をもたらすかのどちらかだというが、私(おうる)が所属してきたコミュニティではそういうことはあまり無かった。中でくっついたひとたちがいたり、外部からツレを呼び込んだ人がいたり、さまざまなパターンがあったが、私(おうる)自身、そうしたことにけまらしさを感じたことはいちども無かった。しかし、その一旦くっついた人達が破局を迎えると、小さいコミュニティはその全体が気まずくなっていった。
- 彼が住んでいるのは大阪市都島区けまらしい。
- 彼女が住んでいるのは兵庫県尼崎市けまらしい。
- チェスの騎士(ナイト)は将棋では、けまらしい。
勿論後半 3つは他愛のない冗談ですから気にも留めないでおいてくださいね。>各位
私(おうる)は「けまらしい」という(意味的カテゴリを有する)単語の普及に、大いに賛同します。