mixiとか見ればというのは既に言い訳っぽかったりするそれ・第5弾

owl2004-07-12

一応、形ばかりは出来上がったので。
…しかし、ちっとも簡単じゃない!(って言われてみればどこにも簡単だなんて書いてないのだけど。) まあそんな愚痴はともかく。クラフトワークの実力がないのを棚に上げて何を言うか。>私(おうる)
今回、私(おうる)は「組立キット」というやつ(通販などでも結構彼方此方で売っているそれ)を購入し、基本的にはそのセットでもって説明書どおりに、ああでもないこうでもないとやっているわけなのだが、キットに附属していない接着剤にこだわってみたり、塗装にいちばんの時間を費やしてみたり、附属の紐がぼろいのでユザワヤで買ってきたりしているうちに「さて、どのへんがキットなのかしら」という気分になってくる。勿論の話、変にこだわったりしなければいいだけなのであろうが。(というかこのキット、適度にぼろいから適度にこだわらないとまともには仕上がらない。詐欺か。ってだからクラフトワークの実力がないのを棚以下略。)
皮は、なめしてあるヤギ皮。水につけて柔らかくするが、そのまま使うとかなり獣臭い。よく洗うが、それでも臭う。若干は仕方ない。
これを紐で張るわけだが、この加減がどうにも掴めない。初っ端でいきなり皮を破いてしまいブルーに。はじっこのほうだったのでとりあえず事無きを得る。3〜4回張り直してみるが、どうもイマイチ。
何回かやっているうちに指先が微妙に内出血気味になってしまった。とりあえず今日のところはもうやめておいたほうがよいかもしれない。でも、なんとなく感じは掴めてきたような気がする。張り直そうと思えばいつでもできるし、ともかく一旦は皮を乾燥させてみようと思う。(皮は水分を与えると布のように柔らかくなり、これでもかというくらい伸びる。反対に、乾燥させると紙かセルロイド板のように硬くなる。同時に縮んで、張る。)
こうして 2つの太鼓と 1つの楽器が出来上がった。私(おうる)の作業の良否とはあまり関係なく、木枠に獣の皮を強く張ったそれは結構いい音を奏でる。それは、誰がどう作ろうと、大して変わらない。
出来上がりはしたが、完成にはまだ程遠い。それに、本気でこいつとつきあっていくことにするかもまだ決めたわけでもない。紐が駄目になったら紐を交換して、皮が破れたら新しい皮を調達して、そうして大事にすべき対象かどうかは正味な話、まだわからない。