今頃…なのかもしれないがまあそれはさておき。

owl2004-06-19

商品名は「パワーリスト」(power wrist)。(JAN:4986920103204
東急ハンズ渋谷店にて購入、価格 \1,029.- (税込)。
最初はコツが掴めずなんだかな状態だったが、だんだんじわじわとわかってくる。握ったまま、手首を振ったり回したりするとどんどん加速してゆき、突然重量感が出てくる。この感覚が実におもしろい。気分はジャイロ・ツェッペリ。

…で結局この丸いやつがなんなのかというと一種のトレーニング器具。ジャイロ効果を利用して握力、手首、腕力を鍛えようというもの。仕掛けはよくわからないのだが(恐らくわざと回転体の重心をずらしてある)、紐を使って中の球に回転をかけると、球が別方向にも回転を始める。で、(たぶんブランコを漕ぐのと同じ要領でもって)回転に同調した周期とタイミングで手首を振れば、球の回転が加速してゆく。2軸の回転によってジャイロがぶれるので、これを保持するために筋力を要するということらしい。
昔からそうだが、私(おうる)はこういう手技の習得に時間を要する。「できない」時間が長い。小脳モデルを確立するのに恐らくまどろっこしいルーチンを経由している。できたはずの「それ」もしばらくは修正が必要だったりすることが多い。それゆえなのかどうかはよくわからないのだが、一旦獲得した「それ」には強いこだわりを持つ。つまり、のめりこむ。
今回もきっと、側腕部*1を鍛えるどころか右手首の腱鞘炎を再発(というか悪化)させて終了となることが目に見えている。違いない。

*1:ここでは「前腕部」の意味で使用した。関連:http://d.hatena.ne.jp/owl/20060625/days3