いずれにせよ、それはブラック

一昨日、背中に当たるカバンの感触になにか違和感を覚え、「そのあたり」を探ってみると、スーパーへ買い出しに行ったときに買った缶詰が入ったままだった。
昨日、カバンの片隅に丸い硬い感触があるので中を見ると、ちょっと前に買って飲まなかった缶コーヒーだった。
今日の夜、ふとカバンの奥のほうに銀色の反射を見付けたので調べると、まだ缶詰(鮭の中骨水煮)が 1個残っていた。
道理でカバンが微妙に重いような気がしていた。…というよりむしろ、どうかしている。なんのサバイバルですか自分。普段より 1kg 近く重いのだから、重いかも?…の時点で疑え。日頃から放っておくとカバンがどんどん大きくなってゆく質ではあるが、自分でも流石にこれは酷いと思った。
なにが入っているかわからないブラックボックス
因みに私(おうる)は煙草を吸わないのであるが、これは「火種を携帯していない」ということでもある。まあ日常生活で(それこそ、喫煙以外に)裸火が必要となるシーンなどほとんど無いのであるが、化学繊維のほつれを補修するにはライターやマッチの火が簡便であるし、キ−ライトなど無くても鍵穴を探す照明が確保される。ただ、そんな「いざというとき」のためだけにライターを常備するのは正直スマートではない。更に言えば、ブラックホール化したカバンの中からいざというとき手探りだけですみやかに取り出せないのであれば、持っていても意味がない。
…だからどうした。というわけで私(おうる)のカバンの中身はなかなか減らない。そんな私(おうる)は会って間もない人にも「A型?」といわれる率が非常に高い。